CO2削減目標26%、政府の「COOL CHOICE」運動がスタートしました

条約加盟196か国、温暖化対策国際会議(パリ協定)が、12月12日に閉幕しました。

日本は、15年後の2030年にCO2削減目標26%を表明、削減義務を約束しました。

政府は、これに対応して新たな国民運動として

「COOL CHOICE(賢い選択)」を提唱、取り組をスタートさせました。

特に、CO2排出の著しい、①業務用分野(2.5倍、対1973年比)、

②家庭用分野(2倍)を重要視、夫々に、40%、39%の削減目標を提示しております。

次のグラフは、4分野における1973〜現在までの最終エネルギー

(資源エネルギー庁の26年度白書)灯油、ガソリン、プロパン、電気等を含むの使用状況です。

4分野における使用状況

以下、「COOL CHOICE」に対応する弊社の提案、

エアコンの電力低減策に関してご報告いたします。

<家庭用及び業務用(ビル用)エアコンの生産台数の推移>

※生産台数(日本冷凍空調工業会統計データ)

が家庭用、が業務用です。

RACとPACの生産グラフ

上記のデータを分析すると、国内には、家庭用約1億2千万台、業務用約1千万台のエアコンの設置があります。

エアコンの年間電気使用量は、総量約1兆Kwhの30%程度の割合を占めていると推計いたします。

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次の図は、弊社が作成したグラフで、分類した電気製品の1年間の使用電力の動向を

現在(2001年以降はほぼフラット)と1975年(40年前)とで対比したものです。

(縦軸の単位は、原子力発電所1基分(=100万kw)で、横軸は月次)

機器別 年間の使用電力推移比較

商用原子力発電の稼動が始まった1975年の年間の使用量は、現在の40%程度、

エアコンの電気使用量は小さく無視できるレベル(緑色の部分)でした。

その後、エアコンの普及が加速して、現在では各家庭、各職場にエアコンは設置されおります。

その電気使用量は、総電力の30%程度、大変大きな割合を占める状態となっております。

このエアコンの普及、電気使用量の増加が、CO2増加の一要因と見ております。

したがって、現在の快適な生活環境を維持しながら、CO2削減目標を達成するには、

エアコンの熱効率をアップして電気使用量を60%以下に低減する必要があります。

本稿の報告(2015.11.17, 2015.12.18付け)で示したように、

現状稼動しているエアコンは汚れにより約20〜30%の電力ロスを含みながら使用

しているとみております。

対応策として定期的なエアコンの洗浄が必要です。

これにより、電力使用量を平均20%の削減が期待できると予測しております。

次段の対応策として、先に報告(2015.9.18付け)したように、

室外機のパネルに弊社開発の節電塗料をコーティング、これにより、10〜15%の節電が可能です。

さらなる対応策として、照明灯具を蛍光管がらLED照明に移行することにより。

50%の削減(全体では15%の割合)が期待できます。

「COOL CHOICE」運動の一つとして、

上記の対応策を普及させたいと計画しております。