工場のカーボンニュートラル

工場の快適な職場環境と省エネに向けてエアマルができること

今回は工場のカーボンニュートラルについて考えてみました。

カーボンニュートラルの実現に向けて、工場の業務用エアコン、空調機を高効率なものに買い替えることも一つの取り組みですが、すぐに既存の空調設備を更新することは容易ではありません。

そこで既存の空調設備を更新する前に、工場、オフィスにある業務用エアコン、空冷式チラー、ユニットクーラー、オイルクーリングユニット、スポットクーラー、GHPエアコン、エアハンドリングユニットなどの熱交換器アルミフィンの洗浄をお奨めします。

特に大型(10馬力以上)の業務用エアコンの室外機アルミフィン洗浄、空冷式チラーのアルミフィン洗浄は実施しやすく効果的でお奨めします。
熱交換器アルミフィンが粉塵や油で汚れると 電気消費量が増大します。

下の図表は、過去にエアマルが食品工場内で24時間365日稼働しているユニットクーラー(中低温エアコン)コンデンシングユニット(室外機)を洗浄した際に、洗浄前の4日間と洗浄後の4日間で電力計を設置して計測し、平均値の比較で、洗浄後は電気消費量を35%削減しました。

電力値

洗浄することにより、当該空調機の性能を『新設時のものに最大限近づけること』ができます。

また、室外機の熱交換器アルミフィンに付着した汚れが原因で、夏場の気温が高い時期に放熱が出来なくなり、圧力上がりすぎて高圧カット(オーバーヒート)を引き起こすことがあります。
計画的なアルミフィンの洗浄が必要です。

 
エアマルは産業用空調機アルミフィンの洗浄方法(洗浄剤)で「特許」を取得しています。

工場の機械油汚れを落とし、作業者に安全で環境に配慮した廃液無公害のアルミフィン洗浄剤を開発しました。

次回のブログ記事では、「環境に配慮したエアコン洗浄工法」について書いてみようと思います。
それではまた次回(^^)/