Q.アルミフィン洗浄工程でブラシング工程は必要でしょうか?
A.回答は、必須であります。次の実験結果で明らかとなりました。
エアコン丸洗いの作業工程は、次の4つを行っています。
- アルカリ液を噴霧
- ブラシング工程
- 酸液を噴霧
- 水道水を噴霧
当社では必ず、ブラシング工程を入れて洗浄しています。
なぜならば、次の写真を見てください。
Bの廃液は、上記の工程で(2)ブラシング工程を省いた時の廃液です。
Aの廃液は、
(1)⇒(3)⇒(4)の工程(廃液はB)に、さらに(2)ブラシング工程を追加して
施工した後に出てきた廃液です。
水圧のみの廃液Bと同じ程度の汚れた廃液Aが出てきました。
アルミフィンの断面を良く見ると、アルミフィンの吸込面側10mm位に汚れが集中している。
ブラシングにより、この汚れを除去していることを理解しました。
そこで下記写真のノズルの先端にブラシ付きのノズルを考案。
洗浄とブラシングを同時にできる洗浄方法を特許出願しました。
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