アルミフィンの洗浄でブラシング工程は必要でしょうか?
必須であります。
次の実験結果で明らかとなりました。
次の実験結果で明らかとなりました。
<結果>
エアコン丸洗いの作業は、次の4つの工程を行っています。
- アルカリ液を噴霧
- ブラシング工程
- 酸液を噴霧
- 水道水を噴霧
当社では必ず、ブラシング工程を入れて洗浄しています。
なぜならば、次の廃液の写真を見てください。
Aの廃液は、1~4すべての工程を行った後の廃液です。
(1.アルカリ液を噴霧⇒2.ブラシング⇒3.酸液を噴霧⇒4.水道水を噴霧)
Bの廃液は、上記工程で2.ブラシング工程を省いた時の廃液です。
水圧のみのBの廃液と同じ程度の汚れたAの廃液が出てきました。
アルミフィンの断面を良く見ると、アルミフィンの吸込面側10mm位に汚れが集中しています。
ブラシングにより、この汚れを除去していることを理解しました。
ノズルの先端にブラシ付きのノズルを考案し、洗浄とブラシングを同時にできる洗浄方法を特許出願しました。
記事を書いた人

- エネルギー管理士、毒物劇物取扱者
- エアマル株式会社 会長
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- 2023.04.26環境問題工場向けエアコン洗浄-廃液無公害工法
- 2023.04.26環境問題工場向けエアコン洗浄-安全な洗浄剤
- 2023.04.26エアコン洗浄工場向けエアコン洗浄-特許工法(天カセ、天吊を短時間で洗浄)
- 2023.04.26環境問題工場向けエアコン洗浄-特許取得の廃液無公害工法